公開日:2024/11/19 最終更新日:2026/03/31
JVNVU#97790713
三菱電機製MELSEC iQ-Fにおける指定されたタイプの入力に対する不適切な検証の脆弱性
三菱電機製MELSEC iQ-F EthernetユニットおよびEtherNet/IPユニットには、指定されたタイプの入力に対する不適切な検証の脆弱性が存在します。
- MELSEC iQ-F シリーズ
- FX5-ENET 1.100~1.200
- FX5-ENET/IP 1.100~1.104
三菱電機株式会社が提供するMELSEC iQ-F EthernetユニットおよびEtherNet/IPユニットのEthernetポートには、指定されたタイプの入力に対する不適切な検証(CWE-1287、CVE-2024-8403)の脆弱性が存在します。
遠隔の第三者によって細工された不正なSLMPパケットを受信すると、当該ユニットのEthernet通信が、サービス運用妨害(DoS)状態になる可能性があります。
アップデートする
ダウンロード | 三菱電機FAから、対策済みバージョンのファームウェアアップデート情報ファイルをダウンロードし、 アップデートしてください。
アップデートの方法等詳細については、開発者が提供する情報を確認してください。
ワークアラウンドを実施する
次の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
- 当該製品をLAN内で使用し、信頼できないネットワークやホストからのアクセスをファイアウォールでブロックする
- 当該製品、当該製品と同一のネットワーク内に配置されたパソコンおよびネットワーク機器への物理的なアクセスを制限する
- 当該製品をインターネットに接続する場合には、ファイアウォールや仮想プライベートネットワーク(VPN)等を使用し、不正アクセスを防止する
- 当該製品のIPフィルタ機能(*1)を使用し、信頼できないホストからのアクセスをブロックする
- MELSEC iQ-F FX5ユーザーズマニュアル(通信編) 「13.1 IPフィルタ機能」
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
基本値:
7.5
| 攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) |
|---|---|---|---|---|
| 攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
| 必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
| ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
| スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
| 機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
| 完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
| 可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) |
この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
- 2024/11/20
- [参考情報]にICS Advisoryのリンクを追加しました
- 2026/03/31
- [影響を受けるシステム]、[対策方法]を更新しました
