公開日:2018/10/12 最終更新日:2018/10/12

JVN#49995005
OpenAM (オープンソース版) におけるセッション管理不備の脆弱性

概要

OpenAM (オープンソース版) におけるセッション管理不備の脆弱性

影響を受けるシステム

  • OpenAM (オープンソース版) 13.0 およびそれ以降

詳細情報

OpenAM (オープンソース版) には、セッション管理不備の脆弱性が存在します。

想定される影響

当該製品にログイン可能なユーザによって、秘密の質問 (Security Questions) を書き換えられ、パスワードを変更される可能性があります。

対策方法

パッチを適用する
OpenAM コンソーシアムにより、本脆弱性へのパッチが公開されています。
OpenAM コンソーシアムが提供する情報をもとに、修正パッチを適用してください。

ワークアラウンドを実施する
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

  • 秘密の質問によるパスワード・リセットの設定を無効にする

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社 該当製品あり 2018/10/12 オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社 の告知ページ
富士通株式会社 該当製品無し 2018/10/12
株式会社オージス総研 該当製品あり 2018/10/12

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:L/I:N/A:N
基本値: 5.0
CVSS v2 AV:N/AC:L/Au:S/C:P/I:N/A:N
基本値: 4.0

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社 岩片 靖 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2018-0696
JVN iPedia JVNDB-2018-000107