公開日:2018/02/15 最終更新日:2018/02/15
JVN#28865183
トレンドマイクロ株式会社製の複数の製品における DLL 読み込みに関する脆弱性
トレンドマイクロ株式会社製の複数の製品には、DLL 読み込みに関する脆弱性が存在します。
- ウイルスバスターコーポレートエディション 11
- ウイルスバスターコーポレートエディション XG
- ウイルスバスタービジネスセキュリティ 9.5
- ウイルスバスタービジネスセキュリティサービス
- Trend Micro Endpoint Sensor 1.6
- Trend Micro Deep Security 10.0
- ウイルスバスタークラウド(月額版を含む)
トレンドマイクロ株式会社が提供する複数の製品には、当該製品をインストールした状態で他のアプリケーションのインストーラを実行した際に、他のアプリケーションのインストーラが配置してあるディレクトリに存在する特定の DLL が読み込まれてしまう脆弱性 (CWE-427) が存在します。
他のアプリケーションのインストーラを実行している権限で、任意のコードを実行される可能性があります。
パッチを適用する
開発者が提供する情報をもとに対応するパッチを適用してください。
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
基本値:
7.8
CVSS v2
AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P
基本値:
6.8
分析結果のコメント
ユーザのシステムを攻撃する目的で作成された DLL ファイルを、攻撃者の意図する場所にユーザが自ら配置することを想定しています。
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 太田英憲 氏
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2018-6218 |
JVN iPedia |
JVNDB-2018-000013 |